「離婚問題」について

私が行政書士として生計を立てていこうと考えたときには、「離婚協議」は扱わないようにしようと考えていました。しかし、実際に開業をしてみると「離婚協議」の需要が多いことがわかってきました。

何らかの課題を抱えた方々を支援させていただくことが私の役割ですので、離婚について課題を抱えている人が多い以上、スルーするというのも私の本意ではなく、いろいろと支援させていただこうと翻意した次第です。

傾向としては年々離婚の件数は減少しているようですが、2023年は前年をやや上回る数になったようです。婚姻数も減少していますので離婚数が減少していることも頷けるのですが、2023年に上昇に転じたのはやや気になります。

総じて言えることは、やはり離婚については決して少なったわけではないといことでしょう。NHKの記事で知ったのですが、世の中には「離婚式」と称するものもあったり、さらにはそのプランナーまで存在することがわかりました。

【NHK記事はこちら】3月はなぜ離婚が多い? “離婚式”で円満離婚を目指す夫婦も

記事からわかることは前向きな離婚が増えていることです。離婚はあくまで当事者の考えや価値観で行われるものですから、周囲の者がどうこう言えるものではありません。そういう意味では、離婚を前向きにとらえる考え方もひとつの価値観です。

ここでのまとめとしては、円満離婚はそれはそれで当事者にとって良いことではあるのでしょうが、円満であるからこそ離婚の際の協議事項を円満な内容として合意をし書面で残しておく必要があるように感じます。というのが当事務所からの提言です。

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行政書士わたなべ事務所
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