離婚協議書はつくるべき?
夫婦が共に生活ができないほど関係が悪化する故に離婚に至ります。感情的には1日でも早くそれぞれの生活をスタートしたいと考えてしまいがちですが、離婚前の大仕事として離婚協議書をつくることは、とても重要です。
離婚協議書をつくる重要性
「言った・言わない」のトラブルを防げる
離婚後に、
- 「そんな約束していない」
- 「条件が違う」
といった争いが起きやすいです。
書面にしておけば、合意内容がはっきり残るのでトラブルを防げます。
お金の約束を守ってもらいやすい
特に重要なのが、
- 養育費
- 財産分与
- 慰謝料
これらは支払いが止まるトラブルが多いです。
離婚協議書があれば、約束を主張する根拠になります。
子どもに関する取り決めを明確にできる
子どもがいる場合、
- 親権
- 面会交流(会う頻度や方法)
- 養育費の額と期間
をはっきり決めておくことで、子どもの生活を安定させることにつながります。
最後に
夫婦生活をリセットして新たな生活を晴れ晴れとした気持ちでスタートさせるためには、それまでの夫婦関係を適切に整理しておくことが重要です。その整理の証となるのが離婚協議書です。離婚後の新たな生活のためにも、最後だけは落ち着いて話し合いを持ってみましょう。


