マンション管理委託先との関係は大丈夫ですか?
本日の日経新聞には『首都圏マンション、工期3割長く 人手足りず価格も上昇』という見出しで記事が掲載されていました。
職人さんの高齢化や人出不足、建設業界の働き方改革などによって工期が延長されているという記事です。工期が延長されているということは建設コストが増すということであり、この点からもマンション価格の高騰につながっているものと思われます。
マンションに関しては建設費だけではなく様々な費用が値上がりしています。管理委託費用もそうです。以前、週刊東洋経済の記事にもなっていましたが、委託される側、つまり管理会社側が管理するマンションを選ぶ時代になっている模様です。お金を出す側であるマンション管理組合側がお願いしても管理会社側に委託を断られるケースが生じているということなのです。
もし、マンション管理を委託する先が無ければ、最悪のケースとしてマンションに住む住人たちで管理をしていく必要があるわけです。しかしながら、自分の住むマンションなのに管理に対して無関心の住人が多いことも事実で、この無関心さが管理組合としての問題の種となっている事例も多く聞いています。
ここで申し上げたいことは、マンション管理についても戦略的に行っていく必要があるということです。管理会社の言いなりに委託契約を結ぶことは避けるべきである一方で、管理会社の言いなりに契約を結ばないと、いずれ管理会社から契約を打ち切られるということも考えられます。
つまり、マンション側と管理会社側との信頼関係をいかにつくっていくかが重要な時代になってきているということです。
このような関係づくりにも我々行政書士がお役に立つことができます。毎年結ばれるマンション管理委託契約の内容を必ず吟味することで、双方で最適な距離感を維持できるのではないでしょうか。
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