ドローンの飛行日誌について

ドローンを飛ばすにあたっては機体を登録したり飛行申請をしたり面倒なことが多いですが、飛行させるためであれば多少面倒でも一生懸命行うのではないでしょうか。

しかし、国土交通省で取り決めているルールでは、さらに飛行日誌の整備を求めています。これは日常行う点検もあるのですが、飛行後の記録が主になります。つまり、飛行させた後に待ち構えている作業なのでこの点が重い負担に感じる人も多いのではないでしょうか。
どのような記録かについては、簡単ですが飛行日誌の主な内容を以下に示します。また、要領に記載のある文面にもちょっと触れておきます。

ドローンの飛行日誌の主な内容

  1. 飛行記録
    • 飛行年月日
    • 操縦者名
    • 飛行概要
    • 離陸場所・離陸時間
    • 着陸場所・着陸時間
    • その他にも記録事項あり
  2. 日常点検記録
    • 機体全般
    • プロペラ
    • フレーム
    • 通信系統
    • 電源系統
    • その他に多数あり
  3. 点検整備記録
    • 飛行後に記録

「無人航空機の飛行日誌の取扱要領」には以下の記載がある

操縦者は無人航空機を飛行させる場合、飛行日誌を紙媒体又は電磁的記録により常時携行し、確認事項が発生した際に参照又は提示が可能な状態としておかなければならない。

という文面が国土交通省で発行している要領にあります。
個人的には、たいへん重くのしかかる運用だと感じています。飛行日誌をペーパーで管理し携行するというのは現実的ではないと思うので、クラウド形式のようなサービスを利用した記録が望ましいということになるのでしょう。

とにかく、飛行を終えた後にもひと仕事待ち構えているということを忘れずに小まめに記録をしていくということが大事になります。この辺も行政書士としてサポートできることがないのか、検討して参ります。


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